「いつか、落ち着いたらやってみたい」 「時間ができたら、あそこに行ってみたい」
そう思いながら、何年も後回しにしていることはありませんか?
40代・50代。子育ての終わりが見え始め、仕事でも責任ある立場を任されるこの時期、ふと「自分自身の人生を、あとどれくらい楽しめるだろう?」と立ち止まる瞬間があるはずです。
人生後半戦を、義務感ではなく「ワクワク」で満たすために。 まず最初に取り組んでほしいのが、「ウィッシュリスト(Wish List)」の作成です。
ウィッシュリストは、単なる「夢物語」ではない
ウィッシュリストとは、あなたの「やりたいこと」を書き出したもの。 しかし、大人のライフキャリア設計において、これは単なる「願望リスト」ではありません。
これからの10年、20年をどう生きるかという「意思決定の基準(軸)」をつくる作業です。
「いつか」と言っている間に、時間はあっという間に過ぎ去ります。 リスト化することで、ぼんやりしていた「やりたいこと」が「予定」へと変わり、あなたの人生のハンドルを自分自身で握り直すきっかけになります。
50代からこそ書き出したい「ウィッシュリスト」3つの視点
何から書けばいいか迷ったら、以下の3つの視点で想像を広げてみてください。
① 「小さな欲求」を無視しない
(例:平日のお昼に映画を観る、高級なホテルのラウンジでゆっくりお茶を飲む、新しい趣味を始める) 大きな夢である必要はありません。「ずっと気になっていたけれど、贅沢だと思って我慢していたこと」から書き出しましょう。自分の心を喜ばせる感度を取り戻す練習です。
② 「学びと体験」に投資する
(例:海外で一ヶ月暮らす、大学院で学び直す、一人旅をする、伝統工芸を体験する) 「何を手に入れるか」ではなく「どんな自分になりたいか」。50代からの幸福度は、所有よりも体験の質で決まります。これまで家族や会社に捧げてきたエネルギーを、自分の知的好奇心に向けてみませんか?
③ 「これからの働き方・関わり方」を描く
(例:週末だけカフェを開く、週3日勤務で残りは趣味に充てる、ボランティアで貢献する) 仕事のやり方そのものも、あなたのウィッシュ(願い)に含まれます。「働かなければならない」から「こう関わりたい」へと、視点を変えてみましょう。
「やらないこと」を決めるのも、立派なウィッシュ
リストを作る際、ぜひ隣に「やらないことリスト」も書いてみてください。
- 義務感だけの飲み会には行かない
- 「もう年だから」という言葉を使わない
- 気が進まない役割は引き受けない
時間は有限です。本当にやりたいことに時間を使うために、「何を捨てるか」を決めることも、大切なライフキャリア設計の一部です。
まとめ|ウィッシュリストは、自分への招待状
「頼るのが苦手」「自分を後回しにするのが当たり前」だったあなた。 人生後半は、もっと自分に素直になってもいい時間です。
ウィッシュリストを書き出すことは、「これからの人生、自分を楽しませるぞ」という自分への決意表明。
一文字書き出すごとに、未来への不安が期待に変わっていくはずです。まずは今日、ノートの片隅に一つだけ、ずっとやりたかったことを書いてみませんか?

