私の経歴 外資系に就職するまでの道

私について

派遣から正社員へ――試行錯誤しながら歩んだキャリアの道

「やっぱり正社員として働きたい」

そう思ったのは、派遣で働いていたとき、正社員の人たちから“アルバイトさん”と呼ばれたこと がきっかけでした。

オーストラリアから帰国して、手っ取り早く働けた派遣という働き方を選んだのは、当時の自分にとってベストな選択だったはず。でも、実際に働いてみると、「どこかしっくりこない」と感じる瞬間がありました。

仕事自体にはやりがいを感じていたものの、「もっと長期的にキャリアを築きたい」「正社員として安定して働きたい」 という気持ちが次第に強くなり、転職を決意。

そこで、初めて人材紹介会社に登録 しました。

「紹介会社ってどんな仕組みなんだろう?」と半信半疑でしたが、担当の方が親身になって相談に乗ってくれ、無事に外資系企業への転職が決定!

ヨーロッパ系のこじんまりとした会社で、従業員は30名ほど。これが、私の外資系企業でのキャリアのスタートでした。


「結婚」「出産」――ライフステージが変わるたびに悩んだキャリア選択

外資系企業で働きながら結婚。

このとき、ふと考えました。

👉 「子どもを持つことを考えると、大企業のほうが安心なのでは?」

そんな思いがよぎったとき、偶然目にしたのがJapan Timesに掲載されていた求人

「まぁ、受からないだろうし、とりあえず応募してみよう」

そんな軽い気持ちでエントリーしたところ…まさかの合格!

次に勤めたのは北欧系の会社でした。

そこで長女を出産し、産休・育休を取得。順調にキャリアを築いていけると思っていたのですが、なんと育休中にリストラに遭うという予想外の展開に…!

「乳飲み子を抱えた私は、ここでキャリアが終わるのかな」

そんな不安を抱えながらも、ありがたいことに、再び外資系企業にご縁があり、無事に転職成功


現在の会社で20年以上――「働きやすさ」を実感

次女を出産したのは、今の会社に入社してから。

女性社員も多く、上司の理解もある環境だったので、育休後もスムーズに職場復帰できました。次女が1歳になった翌4月からフルタイムで復帰し、気づけば20年以上が経過 しています。

ワーキングマザーとして走り続けたこの20年。

決して楽な道のりではありませんでしたが、振り返ってみると、周囲の理解とサポートに助けられながら、自分なりにキャリアを築いてこられた と思います。


「このまま定年まで働く?」――改めて考えるキャリアの未来

最近、いろいろ思うところがあり、転職活動を少しずつ進めていました。

でも、やはりこの年齢での転職は簡単ではない というのが正直なところ。

今の会社に100%満足しているわけではないけれど、年収や働き方を考えると、それなりに納得できる部分もある

このまま定年まで働くのか、それとも、新しいチャレンジをするのか

正直、答えはまだ出ていません。

でも、ここまでのキャリアを振り返ると、どんな選択をしても、その時々でベストを尽くしてきた自分がいる

だからこそ、今後も**「自分が納得できる道を選ぶ」ことを大切にしていきたい** と思っています。

働く女性の皆さんも、ライフステージに合わせたキャリアの悩み を抱えることがあると思います。

でも、大切なのは、「この道しかない」と決めつけず、選択肢を持ち続けること

どんな形であれ、自分にとってベストな働き方を見つけることができれば、それが「理想のキャリア」につながるのではないでしょうか?

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