「育児でブランクがある…」「時短勤務だったからアピール材料が少ないかも…」 そんな不安を感じながら職務経歴書を書こうとしていませんか?

子育てで2年くらいブランクがあるんですが、それってやっぱり不利になりますか?

そんなことないですよ!その期間にどんなことをしていたかを“前向きに伝える”ことで、あなたの強みになります✨私も実際に、育児休暇明けの子どもが1歳の時に転職に成功しています。
子育てをしながらの経験は、大きな“強み”になります。 この記事では、ワーキングママが自分のキャリアをしっかり伝えるための、職務経歴書の書き方をお届けします。
1. 基本構成はこの5つでOK!
- タイトル・日付・名前
- 職務要約(キャリアのまとめを3〜5行)
- 職務経歴(会社名・勤務期間・仕事内容・実績)
- 活かせるスキル・資格
- 自己PR
2. ブランク期間の伝え方
「〇年〇月〜〇年〇月 育児のため離職」と簡潔に書いてOK。 ただし、
- 子育て期間中にしていた学び(資格取得・スキルアップ)
- PTAや地域活動などで得た経験 があれば、補足すると前向きな印象に!
3. 時短勤務でも成果はある!

時短勤務だったから、特に成果もない気がして…自己PRに書けることがなくて…

いえいえ!“短い時間で成果を出す工夫”って、立派なアピールポイントなんです。
たとえば“優先順位を意識して動いた”とか、“ミスを減らす仕組みを作った”なども◎
「短い時間でも成果を出す工夫」「時間管理能力」「優先順位を見極める力」など、ワーママならではの強みを具体的に。
✍️ 例:
- 「5時間勤務ながらもチーム全体の売上目標を達成」
- 「育児と両立する中でExcelマクロを独学し、業務効率化に貢献」
4. 自己PRは“母としての視点”も味方に

育児経験って職務経歴書に関係あるんですか?

すごくあります!
“視野の広さ”“対応力”“感情のコントロール”など、
ママだからこそ培われたスキルもたくさんありますよ😊
「相手の立場で考える」「臨機応変な対応力」「粘り強さ」など、育児で身についた力は社会でも活きる!
5. まとめ
家庭との両立=キャリアに不利、ではありません。 むしろ、その経験が“あなたにしかない強み”になります。 不安になったときは、「私、すごく頑張ってるよね」と声をかけてあげてくださいね。

職務履歴書のサンプルを参考にしてみてください。
【職務経歴書サンプル】
2025年4月10日
氏名:斎藤 花子(さいとう はなこ)
生年月日:1985年2月10日
住所:東京都〇〇区〇〇1-2-3
電話番号:080-1234-5678
メールアドレス:hanako_saito@example.com
■ 職務要約
営業アシスタントとして約10年間、顧客対応・資料作成・スケジュール調整など幅広い業務に従事。出産・育児によるブランクを経て、現在は在宅勤務制度を活用しながら事務業務に従事。短時間勤務でも正確かつ効率的に仕事を進める工夫を行い、チームからの信頼を得る。
■ 職務経歴
【株式会社〇〇〇〇】(2010年4月〜2018年3月)
雇用形態:正社員 職種:営業事務・営業アシスタント
<主な業務>
- 営業資料・提案書の作成補助(PowerPoint、Excel使用)
- 電話・メールでの顧客対応(1日20〜30件)
- 社内外スケジュール調整、会議準備
<実績・工夫>
- 見積もりテンプレートを自作し、作成時間を約30%削減
- 顧客対応マニュアルを整備し、チーム全体の対応品質を向上
【ブランク期間:2018年4月〜2020年3月】
育児のため離職。在宅で簿記3級とMOS(Excel)を取得。
【株式会社△△△△】(2020年4月〜現在)
雇用形態:契約社員(在宅ワーク・時短勤務) 職種:事務サポート
<主な業務>
- 受発注データの入力・チェック業務
- 経費精算システムの処理(freee・弥生会計使用)
- 社内報の作成・配信
<実績・工夫>
- Excelマクロを導入し、請求書作成の作業時間を月10時間削減
- 社内報アンケートを導入し、閲覧率が前月比で約2倍に
■ 活かせるスキル・資格
- 簿記3級
- MOS(Excel)
- 時短勤務でも優先順位をつけて効率的に業務を進める力
- 顧客やチームとの円滑なコミュニケーション力
■ 自己PR 子育てを通して、限られた時間の中で成果を出すための工夫や、臨機応変な対応力が身につきました。業務では常に「先回りして動くこと」「チームを支える意識」を大切にしています。今後も柔軟な働き方をしながら、周囲に貢献できる存在を目指していきたいと思っています。