2人の子どもを保育園に預けながら、仕事をしてきた私の体験を思い返してみたいと思います。
運よく2人の子どもを1歳児から保育園に預けることができたのは、とても幸いでした。待機児童の問題がある中で、スムーズに入園できたのは本当にありがたかったです。でも、それで「一安心!」というわけではなく、そこからがまた新たなスタートでした。

保育園に預けるときの長女と次女の反応は、それぞれ違いました
保育園に預けること自体がゴールではなく、そこから親子で乗り越えるべきことがたくさんある—そう実感したのが、長女の入園のときでした。
長女の保育園デビューは涙の連続だった
長女は、新しい環境に慣れるのに時間がかかるタイプでした。初めての保育園。知らない先生、知らないお友達。親としては「楽しく遊んでくれたらいいな」と思っていたのですが、そんなに簡単なものではなかったのです。
朝、保育園に送っていくたびに、「ママいや!」「おうちがいい!」とビービー泣き、なかなか離れられないことが何日も続きました。慣らし保育の1週間、私も仕事どころではなく、心の中では「こんなに泣かせてまで預ける意味があるのかな?」と何度も葛藤しました。
でも、先生から「お母さんが見えなくなったら、少しずつ泣き止んで遊んでいますよ」と聞いて、少しずつ安心できるようになりました。それでも、送り迎えのたびに泣かれると、こちらの心も折れそうになりまりました。
次女は驚くほどあっさり適応!
そんな長女の大変な保育園デビューを経験したので、「次女のときも大変かも…」と覚悟していました。でも、次女は拍子抜けするほどスムーズに慣れてくれました。
初日から先生に抱っこされると、振り返りもせず「いってらっしゃーい!」という感じで、サクッと教室の中へ(笑)。
もちろん、少し寂しそうにする日もありましたが、長女とは違って「泣いて離れない」ということはほとんどなし。姉妹でもこんなに違うんだなと驚きました。
仕事と育児の両立、心が折れそうになる日もある
保育園に預けて仕事ができて幸いでしたが、でも、やっぱり大変なことも多い。特に、子どもが体調を崩したとき でした。
保育園ではいろんな子どもが一緒に過ごしているので、どうしても風邪をもらいやすいんです。仕事の繁忙期に限って熱を出したり、朝の出勤前に「なんだか咳が出てる…?」と不安になったり。
「仕事を優先すべき?でも子どものそばにいたい…」と、心の中で何度も葛藤しました。幸い、近所に両親が住んでいてサポートしてくれたり、職場の理解もあって乗り切ることができましたが、環境によってはそうもいかない場合もありますよね。
保育園に預けて感じたこと──「大変」だけど、親子で成長できる場所
長女のときは、毎朝泣かれるたびに「本当にこれでいいのかな?」と悩みました。帰宅しても、わたしにべったり。離れず、おんぶをしながらご飯を作ったり💦でも、気づけばいつの間にか楽しそうに通うようになり、帰ってくると「今日はこんなことしたよ!」と嬉しそうに話してくれる ようになりました。
次女は最初からスムーズに馴染んでいましたが、それでもやっぱり成長を感じる瞬間はたくさんあります。例えば、お友達との関わり方が上手になったり、「ママ、今日は〇〇ちゃんと一緒に遊んだよ!」と報告してくれると、「ああ、保育園に行かせてよかったな」と思えるんです。
もちろん、大変なこともあるし、心が折れそうになる日もあります。でも、子どもたちは子どもたちなりに、社会の中で成長している。そして私自身も、仕事と育児を両立する中で、強くなれた気がします。
もし、今まさに「子どもが保育園に慣れなくてつらい…」「仕事と育児の両立に悩んでいる」という方がいたら、伝えたいことがあります。
➡️ 最初は大変でも、必ず慣れる日がくる!
➡️ 親が思っている以上に、子どもは順応する力を持っている!
➡️ 悩んだり落ち込んだりするのは、頑張っている証拠!

仕事をしながらの育児は、決してラクではありません。でも、「私だけが大変なわけじゃない」「同じように頑張っている人がいる」と思えたら、少しだけ気持ちが楽になるはず。
保育園生活は、親子にとって成長の場。子どもが新しい環境に慣れていくのと同じように、親も「働く親」としてのペースをつかんでいけばいいんだ と思います。
日々、試行錯誤しながら頑張っている皆さん、一緒に乗り越えていきましょう!