保育園の冬は覚悟が必要ー病気との終わりなき戦い

■私のストーリー

子どもを保育園に預けて働くうえで、冬は本当に試練の季節 でした。何が大変って、子どもたちが次々といろんな病気をもらってくること!

大人になってからほとんど耳にすることのなかった病名を、まるで日常用語のように聞くことになります。ノロウイルス、手足口病、インフルエンザ……。とにかく、一度かかれば大変。しかも、1人がかかると、もう1人にもうつるのがほぼ確定

そして、親である私もしっかり感染する。でも、なぜか子どもより重症化するんですよね💦

「保育園あるある」ですが、これは本当にしんどかったです。

病気のたびに巻き起こる“調整”の嵐

子どもが熱を出したら、まず最初に考えるのは「今日、どうやって仕事を調整するか」。今でこそ在宅ワークが普及しましたが、当時はそんなものはなく、出勤が絶対 でした。

だから、まず朝から夫と休みの調整、実家の両親にヘルプのお願い、職場への連絡……と、頭の中はフル回転。 でも、結局のところ、この調整を全部やるのは私。

夫には「休める?」と聞いてみるものの、「無理」の一言で終了。 そうなると、もう実家の両親に頼るしかなく、朝から電話をかけて「お願いできる?」と交渉する日々でした。

私の両親が比較的近くに住んでいたことは、本当に救いでした。でも、周りを見渡すと、親が遠方に住んでいる同僚は、もっともっと大変そうでした

子どもが熱を出すたびに、地方に住む両親にわざわざ来てもらったり、有給を消費して乗り切ったり。話を聞いて、「私なんてまだ恵まれているほうなのかも…」と思ったこともあります。

「夫は本当に役に立たない」──ワンオペ育児の現実

病気になった子どもを看病しながら、仕事の調整をして、ご飯の準備をして…。こういうとき、夫が頼りになる家庭もあるかもしれませんが、うちは完全に戦力外。

「仕事があるから無理」と言われれば、それ以上何も言えない。でも、私も仕事があるんだけど? と思いつつ、結局全部自分で抱えるしかありませんでした。

同僚と話していても、「結局、夫はあてにならないよね」というのが共通の悩み でした。みんなそれぞれ、なんとかやりくりして乗り越えているんだな、と実感しました。先日、シンガポールの同僚も同じようなことを言っていました。全世界共通なのですね(笑)

冬は覚悟しておくべし!でも、乗り越えられる

冬の保育園は、まさに試練の連続。でも、これも経験を重ねるうちに、なんとか乗り切るコツがつかめてくる ようになります。

病気のループは避けられないものと割り切る
頼れる人にはどんどん頼る(夫以外)
仕事はできる範囲で柔軟に対応する

この3つを意識するだけで、気持ちが少し楽になります。

大変な冬を乗り越えた先には、子どもの免疫がついて、少しずつ強くなる時期がやってきます。だから、今はしんどいかもしれませんが、無理しすぎず、周りと支え合いながら乗り切っていきましょう!

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